0610月25日 石鎚山1982m 愛媛県西条市 標高差490

瓶ヶ森林道

初めての四国、石鎚さんへ、8時自宅を出発、尾道、しまなみ海道 西条市から国道194へ
 寒風山トンネルの出口すぐ左 瓶ヶ森林道を行く

林道沿いの紅葉 

標高1600尾根近くに舗装された林道を行く、すばらしい紅葉の中、石鎚スカイライン終点の
土小屋へ、初めての道、夕方までには石鎚山頂へ着かなくてはいけない、左はずーと深い谷
絶景の連続、帰りも同じ道を通る予定、今はただ運転のみ

土小屋からの登山道

やっと土小屋へ到着、予定より1時間近く遅れた、遅れを取り戻さなくては
山は早立ち、また反省、幸い急坂の少ない快適な登山道

石鎚の壁

頂上の壁が見えてくると、成就社(ジョウジュシャ)コースとの合流点、鳥居をくぐるとすぐ、2の鎖場
時間は日の入りに間に合いそう、迂回路も在るが、石鎚と言えば垂直に近い鎖場、修行の霊山
迷って鎖場へ、ところが大変、降りることもできない、高度恐怖症と戦いながら、やっと上に立つ恐怖心は
まだ続く、3の鎖場は迷わず迂回路の鉄製階段へ、振り返ると絶景、下は見渡す限りの大雲海、真っ白

山頂からの入日

頂上に建つ、石鎚神社併設の山小屋へチェックイン、日の入りに間に合った、しばらく大絶景を堪能

夕日を浴びる天狗岳

昨日までは雨で視界ゼロ、今日は一転、絶好の日和と主人は言う、同宿の一人は、雨で一日中小屋の中で、2泊目と言う
大雲海、おまけにブロッケン現象で私がオレンジの輪の中で仏様になる、申し訳ない、ありがとう、日が没するとオレンジの
水平線の上に見事な三日月、食事が終わり、バルコニー出ると、雲が切れ西条、松山の、町の明かりが宝石のよう

山頂の朝まずめ

自家発電の点灯が待ちきれずに、暗い中防寒具を着け、外へ、今日も絶好の日和、御来光を待つ

天狗岳にご来光

夜に発生した大雲海が天狗岳に堰き止められ、滝のように流れていく、御来光
合掌、石鎚神社が輝く、朝の礼拝、三体の神様にも触らせてもらった、感謝

雲海に瓶ヶ森

初めての石鎚山ですばらしい機会に恵まれてうれしい、今日行く瓶が森が、大雲海の島と浮ぶ

朝日を浴びる天狗岳

ゆっくりとコーヒーをいただいていると、私たちが最後の客となる、天狗岳に行く人はいない、短い鎖にすがりながら
少し降りると、昨日の恐怖がよみがえる、ここから先は、すがるものがない、自分のひ弱さを実感、断念をする、しかし大満足

霧が晴れた瓶ヶ森

今日の日程は欲張らず、ゆっくりと楽しみながら下山をし、チョッと瓶が森に登る予定、最後の雄姿を見ながら

振り返って、石鎚、矢筈岩

今日は快晴、上ってくる若者の集団と出会う、若々しい挨拶、気持ちいい、警察学校の訓練と言う

瓶ヶ森の笹原から見る石鎚山

愛車の待つ土小屋へ下山、昨日と同じ瓶が森林道を走り、登山口へ
頂上まで1時間の穏やかな二千石原を行く、目の前に石鎚霊山

雲が懸かって最後の石鎚山

今、花は無い、しかし頂上は360度の大パノマラ、石鎚山頂の紅葉は2週間まえで残念だが
長い林道は下るにつれて紅葉の最盛期、ゆっくり下りよう

登山道 赤-往復路

西条まで戻り、大歩危、小歩危まで足を伸ばそうかと思案、止めて、海の見える露天風呂、伊予北条の
シーパMAKOTOへ、海に沈む夕日は雲の切間から少し、女風呂からは垣で開放感は無しと言う、これなら
大歩危がと思ったが、完璧は分不相応、大満足の2日間でした